​石州流伊佐派とは

伊佐派の精神「自尊他尊」と「徳」 

人間としての美の追究

一般的に茶道というと、茶器や茶室建築、生け花や書など、日本古来より伝わる伝統文化を包括する総合芸術としての美という側面を持ち合わせます。

 

利休の侘び茶に対して、武家茶は華やかだと言われることもあるようですが、由緒ある道具や建築など、伝統の価値を愛で守ることは大きな意義がある一方、物理的な美だけに傾倒することなく、むしろ人間としての内面的な美の追究こそが武家茶道の本旨の第一義であると考えます。

 

茶道における所作とは、ひとつひとつに心をおき、慎み深く、謙虚な気持ちで相手に礼を尽くすことがカタチとなり表現されたもの。

 

現代社会においても、目の前の相手と丁寧に向き合い、相手を大切に思うことから、あたたかい人と人の絆は生まれると思うのです。

そして、それは同時にその人本人を美しく見せることにも繋がっていきます。